初めてのエフェクター。

ギター

エレキギターを始めて、まず欲しくなるエフェクター。

今回はそのエフェクターの中でもまず最初に手に入れておきたい歪み(ひずみ)系のエフェクター(コンパクトエフェクター)を紹介したいと思います。

初心者の方やまだエフェクターを持っていない方は、参考程度にご覧ください!

  1. 歪み(ひずみ)とは?
  2. 歪みの種類
  3. オーバードライブ
  4. ディストーション
  5. ファズ
  6. まとめ

歪みとは?

歪みとは、「テレビ・オーディオなどで音などの再生された信号波が、もとの信号波と等しくない状態」を意味します。

わかりやすく言うと、音に「゛」が付いて割れて聴こえる状態です。

今も昔もロックなどで聴く音楽のギターはかなり高い割合で音を歪ませています。

エレキギターができてバンドサウンドに不可欠だった当初、アンプから出る音はクリーンなサウンドでした。

しかしギタリスト達はより大きな音を求めるようになっていき、アンプのボリュームを上げるようになりました。すると当時の(今もありますが)真空管を使ったアンプは音が勝手に歪んでいってしまいました。

その音がかっこいいじゃん!ってなって後に意図的にその音を作ることができるように開発されたのが、歪系のエフェクターです。

歪みの種類

エレキギターにおける歪みの種類は、明確な分類があるわけではありませんが大まかに3種類あります。

ナチュラルに音割れしたような歪みを作れる「オーバードライブ」。

金属のようなサウンドが混じり、さらに激しく歪ませた攻撃的な音の「ディストーション」。

さらに激しく歪ませ、潰れたような音の「ファズ」。

があります。

各メーカーから様々なエフェクターが出ており、メーカーごとに歪みの度合いなども違うので、ディストーションのように歪むオーバードライブやディストーションのようなファズもあるので、その感覚には当然個人差があります。

なので今回はイメージしていただきやすくするために、実際に聴いていただきます。

オーバードライブ

比較の為、まずはギターをアンプに差しただけの状態の音です。

これはこれで好きな音です。使用機材はギターはジャズマスター、アンプはマーシャルのコンボアンプ(トランジスタ)

次にエフェクターをONにします。

使用したのはBOSSのOD-3というエフェクターです。

操作もシンプルで使いやすくクセもないので幅広いジャンルに対応できると思います。最近のJ-POPにも合いそうですね。

値段は一万円代で買えるはずです。僕が買った時は一万円切ってたんだけど・・・。

初めての歪系エフェクターならこのOD−3を僕はおすすめします。

ディストーション

こちらもBOSSのDS-1。今回は比較のために全てのセッティングをフラットにしていますが、この機種は特に左の「TONE」と書いてあるツマミを回すとかなりサウンドに変化があります。

いろんな音が出せるのですが、初めてのエフェクターだとそれがかえって難しく感じるかもしれません。でも操作性はシンプルだし、そこまで悩むことはないかも。

「DIST」のつまみをまだ回せばかなり攻撃的な音になるので、楽しいですよ。

ゴリゴリに歪ませて頭を振り回しながらニルヴァーナを演奏してください。

値段はこれも一万円ちょっとするのかな?

ファズ

もう全部BOSSです。BOSSのFZ-5です。このファズには3種類のモデリングがありますが、この動画では「ファズフェイス」というエフェクターのモデリングを選んでいます。一番好きなので。

このファズは正直使い所が難しく、僕には一番扱いにくいエフェクターです。(いつか紹介するビッグマフよりはマシだけど・・・)

動画とかで人が弾いてるのを聴くとかっこいい音だなあって思うけど、自分で弾いてみるとなんか違う気がするのだ・・・。

個人的にはシングルコイルのギターに合う気がします。

まだまだ歪ませられるので、かなり強烈な音が出せますよ。値段は多分一万円台。適当でごめんなさい。

まとめ

いかがでしたか。歪系エフェクターの音のイメージを掴むことができたでしょうか?

今回使用したコンパクトエフェクターは全てBOSSというメーカーの物でしたが、他にもいっぱいメーカーはあるので楽器屋さんなどで試奏させてもらったり、詳しい人に聞いたりしていろんなエフェクターを見てみましょう。

歪系以外にも色々な音や変わった効果などを得られるエフェクターもあるので、色々調べたり買ったりしてエフェクター沼にハマってください。ちなみに僕はハマってないですが・・・自己責任で笑

エフェクターを選ぶときは(ギターもそうだけど)できるだけ自分の耳で、生で聴いた方がいいと思います。先ほど言ったように、動画で聴くのと自分で弾いて聴くのでは結構違いを感じるので。

あとは自分の好きな音楽に合うような物を選んで、楽しく演奏しましょう。

今回は種類の違いを伝えましたが、今度はエフェクター別の紹介でもできたらいいなと思っています。

それでは最後までありがとうございました、さよなら。

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