松尾レミと亀本寛貴によるロックユニット。グリムスパンキー。
このバンドの曲を初めて耳にしたのは、ある音楽番組を観ていた時のこと。
ボーカル松尾レミのハスキーでカッコ良くてロックな歌声に一瞬で惚れてしまいました。
今回はそんなグリムスパンキーの個人的なおすすめ曲を紹介します!!
美しい棘
まさにこの曲で彼らの音楽にハマってしまったのです。
和製ジャニス・ジョプリンだ。絞り出すようなカッコいい歌声はビンテージのアンプを歪ませたようで痺れまくる。ビンテージアンプ使ったことないけど。
その声に加えてこの切ない曲調。60、70年代のロックやブルースをルーツの一つとしている彼ららしく、現代の日本の音楽ではあまり聴くことが出来ないサウンドです。
怒りをくれよ
サビよりも歌い出しの「鈍感なふりしてあげるからほら調子に乗れ」が大好き。
めためたカッコいい。エフェクターで人為的に歪ますんじゃなくて、真空管アンプの音量を上げて自然に歪んだような声が最高。さっきも同じようなこと言ったけど✋
あと真空管アンプ使ったことないけど。
愚か者たち
このユニットの魅力の一つに亀本寛貴のギタープレイ・サウンドにあると思います。
ものすごいブルージーで泥臭くて、ジミヘンのようなサイケ感も感じる僕の大好物のギタリストなんです。
僕の中のロックってやっぱりどうしても泥臭く男臭くカッコ悪く荒削りな物なので、こういったギタリストを発見すると嬉しくなります。
Suspended 4thの鷲山君とか、YOASOBIとかのサポートしてるAssHとか。
そんなブルージーなサウンドだからボーカルの声との相性も最高なのかな。
風にキスをして
なんというか、J-POPらしさを感じるとても爽やかな楽曲。
夏に海辺でカセットテープをガシャってやって聴きたい。(夏は大嫌いだけど)
どこか懐かしさを感じさせてくれます。
Fighter
やっぱロックは死んでないじゃん。誰が言ったんだよ。
レニークラビッツみたいなカッコいいギターリフが印象的。〇〇みたいなって失礼なのかな?まあいいや。
ギターソロも好き。
ワイルド・サイドを行け
ボーカルの松尾レミのアンニュイな感じがすごく好みなんだけど、わかる人いるよね。きっと。
林檎姉さんとか、あいみょんみたいな感じ。俳優だと小松菜奈ちゃんみたいな人。好きなんよな。
どうでもいいけどPVで彼女が弾いてるリッケンバッカー欲しい。
Odd Dancer
おぉ・・・これは。なんともサイケだ。僕の好物だ。
これこそサイケデリック。ぐるぐる周りそう。
こういう気怠そうな音楽いいよな。
ラストシーン
この人達こんなラブソングも作るんだ。と思った曲。
なんかボヤッとしたイメージだけど、椎名林檎の「丸の内サディスティック」とかあいみょんの「愛を伝えたいだとか」みたいな感じがする。
自分自身のJ-POPでの好きな曲の世界観とか空気感を再認識できた曲です。
以上8曲でした。
グリムスパンキーはどちらかといえばアンダーグラウンドで、テレビでもあまり見かけないですが、やはりなんにしてもそうだけど流行ってるもの=良いもの。流行ってないもの=悪いもの。
ではないのだと。
特に音楽はそう感じます。当時のオーバーグラウンド音楽に反旗を翻したパンクロックのように、もう一度彼らのようなバンドにも革命を起こして欲しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは、さよなら。
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