20代になってから洋楽を聴くことが増えました。
ギターに触れているとおそらく大抵の人は一度は洋楽にぶつかるのではないかと思います。
レッドツェッペリン・ディープパープル・ビートルズ・オアシスなど挙げればキリがないですが、かっこいいギターリフに憧れて弾きたくなる。
でも僕はJ-POPも大好きです。2000年代頃のね。それ以前の邦楽も、もちろん好きなのですが自分が意識して音楽を聴き始めた頃がちょうどその年代だったと思うので・・・。
洋楽の好きなところは、歌詞がわからないところ。歌詞が言葉として入ってこないから楽器の音とかメロディがそのまま入ってくる感じ。単純にかっこいい。
すごくかっこいい曲でも、和訳を見てみるとドラッグだの酒だのクソッタレだの言ってたり、めちゃくちゃ暗かったり鬱っぽい歌詞もあります。それなのに元気が出たりテンションが上がるような曲もあって、それが好きです。
以前紹介したリンキンパークの曲の中にも、どこか悲しげで闇を抱えて悩んでるような歌詞もいっぱいあります。
ニルヴァーナなんかも曲調の通り気怠そうな歌詞が好き。
J-POPの好きなところは、歌詞がわかるところ。
日本人特有の感性とか微妙なニュアンスとかも感じ取れることが多いから自然に曲の世界観に没入できたり、まるで小説を読んでるかのように感情移入ができるところが好きです。
パッと思い浮かんだのはBUMP OF CHICKENの「車輪の唄」と「K」という曲です。
車輪の唄はまさしく小説のような歌で、歌詞も回りくどい表現もカッコつけた言葉も使ってなくていつ聴いても良い曲だと思います。「K」も同じくストーリーがあって、とても感動する曲です。
僕の大好きな猫も出てくるし。いくつの時かは忘れましたが、曲を聴いて泣いた記憶があります。
一体何があったのでしょう?笑 それくらい僕には刺さった曲だし、最後の最後で曲名の意味がわかるところも物語の伏線が回収されたような気分になります。聴いてみてください。
2000年代の邦楽は定期的に思い出して聴くのですが、さっきも聴きました。
I wish というユニットの「明日への扉」という曲が僕は大好きです。川嶋あいさんが名前を公表せずに活動してたユニットですが、後に川嶋あいとしてソロ活動をされていた時の「旅立ちの日に」が原曲で、この2曲歌詞が違います。確か「旅立ちの日に」は14歳くらいで作った曲で、高校時代から路上で歌ってた曲だったような・・・。なんだかややこしいですが時系列で見ると、
「旅立ちの日に」作曲→「明日への扉」リリース→「旅立ちの日に」リリース
で合ってるかな?間違ってたら土下座します。
まあとにかくすんごい良い曲なので聴いたことがない人はぜひ聴いてみてください。日本人で良かったと思えます。
洋楽・邦楽問わず、名曲だったり売れた曲には「カノン進行」と呼ばれるコード進行が使われていることが多いです。
カノン進行とはヨハン・パッヘルベルの「カノン」という曲に使われたコード進行です。そのままですね、ごめんなさい。
コードの並びで見ると、
C→G→Am→Em→F→C→F→G
となります。ピアノでもリーコーダーでもなんでも良いですが、実際演奏してみると滑らかな聴こえ方だと思います。聴き馴染みが良いというか耳触りが良いので、それが「カノン進行の曲は売れる」と言われる所以なのではないでしょうか?
実際に何曲か挙げてみると邦楽では、
スピッツ/チェリー
あいみょん/マリーゴールド
AKB48/恋するフォーチュンクッキー
ZARD/負けないで
洋楽でも、
Green Day/Basket Case
Oasis/Don’t Look Back In Anger
挙げれば山ほど出てくるので調べてみてください。
個人的には「Just The Two of Us」という曲のコード進行、日本でよく言われる「丸サ進行」もおしゃれで好きです。
椎名林檎さんの「丸の内サディスティック」という曲の、
A♭M7→G7→Cm7→E♭7
というコード進行です。近年でもYOASOBIの「夜に駆ける」や、あいみょんの「愛を伝えたいだとか」(この曲大好き)もこの進行です。この進行の好きなところは、これだけで曲が成り立つというか、ずっと弾いてても心地よくて飽きないような・・・上手く表現できないけど。
あとはよく言う「エモい」ってやつです。(元々エモは音楽のジャンルだから僕はこの言葉遣いたくないけどうるさいよねごめん)
うん、エモいエモい。
なぜエモく感じてしまうのかは音楽理論に詳しくないのでわからないけど、音楽理論でも説明できない気がするな。音楽って調べてみると不思議なことがたくさんあって楽しいです。
色々くっちゃべったけど明日は娘を保育園に連行するのでもう寝ます。ただいま深夜3時をまわりました。
さよなら。
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