ギターのコードを練習してぶつかると言われるFコード。
個人的にはBコードもなかなかイカついと思うので、それはまたの機会に・・・。
今回はこのコードの攻略法と対処法を自分の経験を踏まえて、お教えします。
Fのコードフォーム
まずはコードフォームから見てみましょう。
練習中の方に向けての投稿なので、どこを押さえるかは省略します。
日常生活でこんな手の形になることはまずないので、とても難しいかと思います。
僕もそうでした。
次にこのコードを押さえる上で大事かなと思うポイントを3つ挙げます。
ポイント①・・・手首の角度
次の2枚のフォームを見てください。
左のフォームに比べ、右のフォームは見るからに押さえにくそうじゃないですか?
実際押さえにくいです。人差し指は6弦に届きにくく、小指も倒れて他の弦に当たってますね。
なので、「手首を曲げる」というよりは「手の甲を前に向ける」イメージの方が良いかもしれません。
結局やってることは同じなのですが、意識する箇所を変えると何かコツを掴めるかも知れません!
気をつけていただきたいのは、絶対に無理はしないこと!!
無理をしすぎると最悪手首をヤる可能性があります。少しでも違和感を感じたら、休憩してくださいね。
ポイント②・・・親指の位置
ネックを握り込むようにしてしまうとこのような有様になります。コードによって親指の位置は変えるべきですが、Fを押さえる時はネックの裏側へ持っていきましょう。
これくらい。ポイント①を実践すると自然とこの位置になるかも知れないですが、これも意識です。
ポイント③・・・ギターを構える角度
ギターコードを練習する際、皆さんは多分座っているのではないでしょうか?
中にはステージでの演奏を想定して立って練習する人もいるかも知れませんが・・・。
まぁとりあえず座れ☺️
ギターを体と平行にして、覗き込むように弾いてる人はいませんか?それバツ🙅♀️
ごめんなさい、バツは言い過ぎました。覗き込むのは慣れないうちは仕方ないですが、ギターの左手側、ギターのネックを前に出してみてください。体に対してギターの角度を大体ですが、30〜45°くらいかな。
平行にしてしまうと窮屈になり自然と手首に角度がつきすぎてしまうので、これも最悪手首を痛めかねません。なので「少しだけ前に出す」意識をしてみましょう!
Fコードから逃げちまえ
次にFコードの攻略に大事なことの一つ。
逃げろ
まさに「逃げるは恥だが役に立つ」です。逃げ恥の時のガッキーかわいすg(ry
すみません取り乱しました。嘘ではなく本当に逃げましょう。僕も逃げました。
ではどうやって逃げたのか・・・こうします。
右のフォームは人差し指で押さえていた6弦を親指で押さえるのです。
このフォームは立って弾く場合に手首の角度がきつい時にも使いやすく、僕もよくやります。
左のフォームは5と6弦に親指で軽く触れミュート(音を消す)しています。鳴らさなくていいの?
良いんです。
そもそもコードというのは基本的には3つの音で構成されています。
Fコードは1〜6弦全てを押さえているので6つ音があるんじゃないかと思われるかも知れませんが、Fコードの構成音はF(ファ)とA(ラ)とC(ド)だけです。
要は違う弦で同じ音が出ているので、その弦を省略してもコードとして成り立つのです。
このフォームなら割と簡単じゃないですか?
僕はこのフォームに一度逃げて、ギターになれた頃にFコードを押さえてみると、意外と簡単に押さえられるようになっていました。
行き詰ったら試してみてはどうでしょう。
最後に
これからギターを始める人、Fコードの壁にぶつかってもうやめようかなと思っている人に伝えたいのは、壁は無理に登らなくても違うルートで進めばいい。
ということです。極論Fコードなんか押さえられなくてもギターは楽しめますし、全然弾けます。
Fコードに躓いたから。という理由でギターを辞めては勿体無いですよ。
とはいえ一度でもやる気をなくしてしまったらなかなか難しいですよね・・・。
なのでそうなる前に今伝えたことを知っておいてもらえる、知ってもらえるだけで僕は嬉しいのです。
だから、周りの人にも教えてね😳
さよなら。
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