チャットモンチーは2000〜2018年まで活動していた3人組ガールズバンドです。
特に僕が高校生だった頃の2008〜2010年にかけては後に紹介する名曲が多く発売されたように感じ、多感な時期にハマった数少ないバンドの1つとなりました。
今回はそんなチャットモンチーの楽曲から、僕が個人的におすすめするものを紹介します!
染まるよ
この曲はもうダントツで好きな曲。ファンの中でもこの曲を挙げる人は多いはず。
2008年に発売された9枚目のシングルです。
とにかく良い。この曲のせいで寒い冬の夜に外でタバコを吸うと、頭の中で自動再生されるようになったくらい。
遣いたくない言葉だけどここで遣う時が来た。これが「エモい」ってやつだ。
本当に好きな曲。
真夜中遊園地
2曲まとめて紹介しようかと思いましたが、シャングリラは次にします。
「真夜中遊園地」。このライブ映像が好きなのです。かっこいい。
Aメロのギターのフレーズはディレイを掛けてはいるものの、シンプル。でも歌いながらだと結構難しいように見える。
イカしたフレーズです。間奏のギターもシンプルなのにかっこいいんだ。
シャングリラ
2006年発売の3枚目のシングル。これも好き。
ちなみに僕の娘さんも好きな曲です😏
イントロのドラムが好きで、ドラムの練習を始めました。最近叩いてないな・・・。
この曲のみならず、高橋久美子さんのドラム好きなんです。
隣の女
チャットモンチーってこういう曲も作るんだ。と嬉しくなった曲。
綺麗なままでいる為に消し去ってしまった大事なもの。あなたは気付けないでいる。わかっているけど教えない、私も女だから。
この歌詞好き。チャットモンチーのイメージに無い歌詞だったからギャップ萌えしました。
僕自身少し人を皮肉る系の人間なので刺さった。
橙
チャットモンチーの曲と認識して初めて聴いた曲です。
なんか良いんだよな。理由は見つからないけど、とりあえず聴け。
CAT WALK
彼女たちの楽曲の歌詞は切ないものが多い気がする中に、なんか可愛い言葉や表現が混じってるのが好き。
この曲もそう。
かっこいいと可愛いが混ざった稀有なバンドの理由はここにあるのかもしれない。
世界が終わる夜に
曲名通り少し暗く切ないイメージの曲。
こういった曲は根暗ぼっちざロック三十路眼鏡男には刺さるのです。
私が神様だったらこんな世界は作らなかった。
愛という名のお守りは、結局空っぽだったんだ。
この歌詞は特に刺さりぼっちざロック。
おすすめする曲はここまで。
正直まだいっぱいあります。「恋の煙」とか「バスロマンス」とか「コンビニエンスハネムーン」とか。
聴いてみてください。
僕は3ピースバンドを聴く時によく思うことがあります。それはギターボーカルの良い意味でのギターのラフさ。あえて悪い言葉を遣うなら「適当さ、荒さ、雑さ」。
ただこの適当さがめちゃくちゃかっこいいんだ。
NIRVANAのカートコバーンなんか良い例で、酷い時の演奏(まあクスリの影響もあるだろうが)は僕がギターやった方が上手いくらい😳
それなのにかっこいいのが不思議。
この前観たサウシードッグの石原くんも、バックナンバーの清水依与吏氏、そしてチャットモンチーの橋本絵莉子さん。
3人ともそのイメージ。ギターもテレキャスタータイプをよく弾いてるし。
上手い下手の話ではなく。
なぜだろうと考えて、ある日僕は自分が演奏しながら歌える曲で、ギターのみの演奏と歌ありの演奏で
弾き比べてみたことがあります。
録音はしてなかったので客観的に聴くことはできなかったのですが、一つだけ気になったことがありました。
それは「呼吸」。
歌う時の呼吸とギターのみを演奏する時の呼吸が違ったことです。当たり前だろうがって言われるかもしれないですが、言い換えると「同じギターのフレーズを違う呼吸で演奏している」ということです。
例えばギターを弾くときに、思いっきりダウンストロークでジャーン!!っと鳴らす瞬間に息を吸う人はおそらくいないはずです。
ギターを演奏するときにも「ブレス」があるのです。
そこにギターボーカル特有のラフさがあるのでは無いかと思いました。
ギターボーカルなら当然、歌に呼吸を合わせます。すると必然的にギターの呼吸は無視する形になりますよね。
良い意味でギターを蔑ろにしているイメージです。
それがあのカッコいいラフさを生んでいるのではないかと思ったのです。
言語化するのは難しいし、いろんな人の意見があるだろうけど僕はすごく腑に落ちました。
バンドを聴くときに、まとまった音の中の小さな一つの音に注目してみるのも音楽の楽しみ方の一つかもしれませんね。
最後までありがとうございました!
さよなら。
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